不動産会社の選び方
不動産会社の探し方
1.近所の不動産業者を探す
2.広告などで目にする不動産業者に問い合わせる
3.インターネットで不動産業者を検索する
不動産会社の選び方
何軒か見つかったが、何を基準に選べばよいのでしょうか。
① 大手の有名な不動産会社やCMをよく見るチェーン店の不動産会社 VS 地域でやっている地元に詳しい不動産会社
これは一概にどちらがよいと言い切れるものではありませんが、「家を売る」「土地を売る」のは、その他の物を売るのとは違い、地域性がとても関係してきます。日本全国同一の規格で同一の価格というわけではなく、地域によって価格はずいぶん変わってきます。
〇〇県△△市が人気があって高く売れ、××市は人気がなく安くしか売れない。というだけではなく、その土地に住んでいる人しかわからないような局地的な理由(自治会が良い悪い・昔お墓があった・風向きでで養鶏場の匂いがすることがある等)があり、価格が変わってきます。
不動産を探しているのであれば、大手の不動産会社の方が情報が多くあるので有名企業・チェーン店の方が良いこともありますが、より正確な適正価格を提示できるのは、その地域のことを良く知っている、地元に根付いた不動産会社ではないでしょうか。
それなら地元であればどこでもよいかというとそうではありません。大切なのは不動産会社の規模や知名度ではなく、担当者の力量、つまり担当者の実力で決まります。最終的には担当者と直接話した上で、信頼できると思える不動産業者を選んでください。
また、自分のできる範囲で相場を調べたのであれば、査定で相場より明らかに高い(又は安い)価格を提示する業者より、適正価格を提示する業者を選んでください。
悪い不動産会社 | 良い不動産会社 | |
---|---|---|
価格が適正か | 安すぎて損したり、高すぎて売れない | 適正な時期に適正な価格で売れる |
買い手との交渉 | 買い手の言い分ばかり受け入れるよう迫ってくる・決裂する | 買い手も売り手も満足できる条件で調整でき、合意できる |
知識・経験があるか | 経験が浅く、トラブルになった時頼りにならない | 経験に基づく知識が豊富でトラブルにならない |
売却にまつわる相談 | 何も相談にのってくれない | 色々と相談にのってくれる |
② 自分の住んでいる家の近く VS 売りたい物件の近く VS 競争力が働く都会の不動産業者
これは①を読んでいただいたら、答えがわかりますね。もちろん、売りたい物件の近くです。その物件のある地域に詳しい不動産業者が安心です。
メールや写真のやり取りで何度も現地に赴かずに売却することもできるので、どのような時にどんな手段でやり取りするのか事前に確認しておくと安心です。
自分の住んでいる近くで信頼できる不動産業者をご存じであれば、良い業者さんであれば現地近くの不動産業者と連携して販売をするはずです。