不動産を売りたい方
売却までの流れ
戸建て・マンション・土地、どの物件種別も不動産の売却は以下の5ステップです。
各ステップの知っておくべきポイントを説明いたします。
不動産会社に査定依頼
まずは不動産会社に家の査定を依頼し、家がいくらで売れるかを把握しましょう。
査定では、「机上査定」と「訪問査定」があります。インターネット上で”ワンクリックで簡単査定”のような住所やデータのみで査定する方法が「机上査定」です。
それに対し「訪問査定」は不動産会社に家・現地を訪問してもらう方法です。
「机上査定」の方が気楽で良いと思うかもしれませんが、売却を真剣にお考えの方は、「訪問査定」を行ってください。
物件の状態や周辺環境などは実際に目で見てみないとわからない部分でもあり、より正確な査定額を割り出すことが可能です。
こまち不動産では、豊富な知識と経験を積んだ担当者が売却物件を調査し、売出価格と売却方法をあわせてご提案させていただきます。
査定のご依頼をいただいたら、担当者より現地調査の日程などの打合せのご連絡をいたします。対象となる不動産について、状況を売主様から直接お話をうかがう他、現地・周辺環境の調査、建築法規や権利関係の調査、また周辺の売出事例や成約事例などを調査して価格査定を行います。
無料査定0573-20-2424
自分でも相場を調べる
なぜ相場を調べる必要があるのか
一つは、売却したい不動産の価値を客観的に知ることができるからです。
大切な家や土地を少しでも高く売りたいと思うのは誰でも思うことです。
後々に「もっと高く売れたのでは…」と後悔したり、不動産会社の査定額より遥かに高い値段で売りに出して売れ残ってしまうということを避けるためです。
もう一つは、不動産会社によって査定金額が大きく違う場合があるからです。
査定金額が高い不動産会社が必ずしも良い不動産業者とは言えません。相場より高く売り出しすぎて売れ残ってしまい、結果価格を相場より下げないと売れなくなってしまうリスクがあるからです。(※参考記事「不動産会社の選び方」)
知らないうちに損をしないためにも、良い不動産業者か見極めるためにも、自分と似たような物件の売却事例などをある程度知っておきましょう。国土交通省の「不動産取引価格交渉情報検索」で、実際に取引された価格を調べることができます。
売り出し価格が安すぎる | 相場より安い価格で売りに出すと、本来売れる価格より安く売れてしまう。 | ⇒損をする |
売り出し価格が高すぎる | 売れ残ってしまい時間だけが経過し、最終的には大幅に値下げするしかない。 | ⇒損をする |
売り出し価格が適正 | スケジュールが許す範囲で、一番高く売却できる。 | ⇒お得に売却できる |
良い査定額とは
安すぎず高すぎず、相場に近い額が良い査定額です。
こまち不動産では、売り出しより3か月から5か月で買い手が付きそうな金額、つまり相場の範囲内を査定の基準額としております(地域性によって異なる場合もあります)。
その査定額を基準に、どれくらいの期間をかけて売りたいかなど、売主様の希望を踏まえて売り出し金額を決めていきます。
不動産会社と媒介契約締結
仲介で家を売るときは不動産会社と媒介契約を締結します。
(※不動産会社の買取よる売却の場合、Step3 Step4をとばしてStep5へと進みます。)
媒介契約はには3種類あります。1社のみしか契約できない「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」、複数社と契約できる「一般媒介契約」です。
専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 | 一般媒介契約 | |
---|---|---|---|
複数業者との契約 | × | × | 〇 |
自己発見取引 | ○ | × | 〇 |
契約の有効期間 | 3か月以内 | 3か月以内 | 指定なし |
指定流通機構への登録 | 7日以内に登録 | 5日以内に登録 | 任意 |
不動産を売り出す
不動産会社と媒介契約を結び、売り出し価格を決めたらいよいよ売却活動の始まりです。
不動産会社はポータルサイトやチラシなどに物件情報を掲載し、購入希望者から問い合わせがあれば説明や内覧の対応をします。
購入希望者を集めるのは不動産会社の役割なので、売主は媒介契約締結後は基本的には不動産会社からの報告待っているだけです。
しかし、購入希望者により良い印象を持ってもらうことは、契約成立や値引き交渉に大きく関わってきます。
中古住宅であれば、外観・内観ともに綺麗にしておくことが大切です。不要物等は引渡しまでに片付ければ良いとはいえ、家の中はキレイな状態に越したことはありません。不要物の撤去はもちろん、ご自身でできる範囲で掃除をしておきましょう。
中古住宅の庭や、土地だけの売却の場合も、雑草が生えたままでは印象はよくありません。
不動産も人間と同じで第一印象が大切です。この家に住んでみたい、この土地に家を建てたいと思ってもらいましょう。
売却交渉・契約・引渡し
購入希望者より購入申込書が提出されたら、不動産会社が売買代金、代金の支払方法、物件引渡し時期などの契約条件を交渉・調整し、契約関係書類を作成します。
条件が整いましたら売買契約を締結し、買主様より手付金を受領します。残代金の受領日までに、買主様へ物件を引渡せる状態にしておかなければなりません。
残代金を受領し、買主様に建物に付属するすべての鍵を引渡します。
仲介手数料や司法書士への登記にかかる費用など、諸費用をお支払いいただきます。
こまち不動産では物件引渡しまでのさまざまな準備をお手伝い・アドバイスいたします
① お客様が安心して納得のいく売買契約を締結するために、事前に売主様と買主様の条件調整や物件の調査を行います。その上で契約関係書類を作成し、契約を締結していただきます。
② 契約時、売主様には対象不動産に付帯する設備と状況を買主様に書面で報告していただきます。後々トラブルにならないよう十分ご確認の上、ご記入ください。
③ 引渡しの前に、売却物件の最終確認を行います。公共料金の清算が完了しているか、また、「物件状況等報告書」や「設備表」の記載内容と異なっているところがないか、最終確認を行います。
④ 残置物やごみの処分についても相談にのります。
⑤ 残代金受領時に必要な諸費用や登記関係書類について「残代金決済のご案内」にて事前にお知らせいたします。
⑥ 所有権移転など、登記を代行する司法書士に必要書類を渡し、登記申請を依頼します。